twitter.com今日ふと思い出しました.私の記憶違いでなければ,学部学生1年目に受けた◯先生(敢えて伏せ字)のある線形代数の講義の期末試験の1問目は,「1+1=0となる有限環の元の個数は2の冪であることを示せ」といったような感じの内容でした.なんとなく「おお,これが大学か」と印象深かったのです.
— 星裕一郎 (@hoshiyuichiro) 2021年1月16日
$1+1=0$ となる単位的可換環 $A$ は $\mathbb{F}_2$ 加群とみなせるので、$A$ が有限環であればその濃度は $|\mathbb{F}_2| ^ {\dim A} = 2 ^ n$ と書ける。