古文

通い婚は必ず契るか?

問題1. 平安前期の貴族の婚姻形態は妻問婚(通い婚)で、通うことが契ることを意味したとされるが、毎日通うということは毎日契ることを含意するのか、あるいは契らずに会うことがあり得るのか? という問題をだいぶ前に日本語同好会の友人が提起して、それ…

古文の同格構文と英語の関係詞節の類似性

古文で同格の「の」という用語を一度は聞いたことがあるでしょう。有名なのが「白き鳥の、嘴と脚と赤き、鴫の大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ。」(伊勢9)です。以前より、古文の同格構文は英語の関係詞節に類似が見られると考えておりましたが、調べ…

枕草子の古文解釈:「笑ふをはつかに見入れたれば……」

左衛門の陣(建春門の外側にある衛府の役人の詰所。)のもとに、殿上人(清涼殿の殿上の間に昇ることを許された者。四・五位の者および六位の蔵人。)などあまた立ちて、舎人(近衛府の舎人。宿衛・供奉・雑役にあたる下級官人。左右近衛に各三百人。ここは…