ここでも紹介したように、東京大学大学院人文社会系研究科の言語学研究室が出しているガイダンス資料の「言語学を学ぶ参考情報 (2/2)」(p. 19)に「言語分析」の資料としても挙げられている
- Payne, Thomas Edward. 2006. Exploring language structure: A student’s guide. Cambridge: Cambridge University Press.
を読むのがよいだろうと私は思っています。ところで、おそらく大学の授業で使われたのかどうかわかりませんが、本書の要約を大量に質問している人が2009年ごろにいたようです。なかなか趣があるので、見つかったものを列挙してみましょう。基本的に回答はほとんど当てにならないのでコメントしませんが、面白いものだけ引用してみましょう。
2009/06/04
2009/06/09
A proposition has to do with entities in the message world and semantic relations among them, whereas a clause has to do with syntactic categories and the syntactic relations among them.
この文は訳せませんでした。。
-->このへんは生成文法やってる人でないとわかりにくいですよね。節が命題を表して、その命題ってのはメッセージの中でsemantic relationsにもsyntactic relationsにも関係している。ということじゃないかな。つまりメッセージを伝えるときに節が意味にも文構造にも影響を与えるみたいな感じでしょうか。
これは半分ぐらい質問者も悪くて、実はこの直前に A proposition is a semantic notion, whereas a clause is a grammatical notion.「命題は意味上の概念だが、節は文法上の概念である。」という一文があって In other words, a proposition has to do [...] と繋がっているのを適当に切り抜いているので、こういう謎の読解をするのも仕方ないですが、「生成文法やってる人でないとわかりにくいですよね」という前置きがちょっと良すぎますよね。
2009/06/23
2009/10/26
2009/11/14
2009/11/17
こういう質問はマナー違反だと思いますが。
ちょっと、ご自分の身の丈に合わない英文を読んでらっしゃいますね。多分、ネーティブでも言語学の門外漢にはよく理解できないと思います。
小学生が中学の数学を通り越していきなり高校の数学の問題を解くようなものです。
先ず、日本語でいいから言語学の文献を読んで予備知識を得てください。それから、英語を介して フランス語とかラテン語あたりを勉強してみてください。
「英語を介して フランス語とかラテン語あたりを勉強してみてください」っていうのがとても味わい深くていいですね。
2009/11/22
失礼ですが一言:
このような質問をされる時は、先ずあなたがどのように読み、何が分からない、と言うことをはっきりさせて、疑問箇所をはっきりすべきです。
いいですね。
2009/11/23
*これは大学の授業かなにかでお読みになっているのですか。中学、高校レベルの英語が解ってないのではと拝見しました。老爺心からの忠告ですので、悪く取らないでくださいね。
いいですね。